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もう失敗しない!リトープスを種から育てる|リトープスの実生その3

リトープスの種まきの方法

リトープス 李夫人
Lithops 李夫人

生育期が冬型のリトープスは、秋から成長を始め、白や黄色のかわいい花を咲かせます。

種まきは、10月からが適期ですが、今回は、いよいよその種をまく方法です!

 

 

種の準備をします

白花日輪玉の種を植え付けます。
白花日輪玉の種

 

まず、リトープスの、種の準備をします。

 

今回は、保存しておいた、白花日輪玉の種を使います。

(ラベルが白花日輪王になってるぽいですが、気にしないでね~)

(*'▽')

 

 

種は、さやから外しておきます。

 

 

 

 

殺菌剤をまぶします

種に殺菌剤をまぶします。
殺菌剤投入

 

先ほどの種に、殺菌剤(オーソサイドなど)をまぶします。

 

殺菌剤をまぶすのは、発芽した時に、立ち枯れや、病気にかかるのを防ぐためです。

 

 

殺菌剤はぜんたいに混ざるようにします。
殺菌剤はぜんたいに混ざるように

 

全体に、まんべんなく混ざるように、まぶします。

 

これで、種の準備はできました。

 

 

土の準備をします

まき床の準備

まき床の準備をします。
まき床の準備

1.まず、ゴロ土を、一番下に敷きます。

 

2.その上に、培養土を入れます。

 

3.一番上に、殺菌済の赤玉土の、微粒を敷きます。

微粒が無い場合は、小粒でも大丈夫です。

 

4.最後に、軽く霧吹きで、表面を湿らせておきます。

 

 

これで、3層になった、まき床が完成です。

 

 

種をまきます

重ならないように種をまきます。
重ならないように種をまく

 

パラパラと種をまきます。

 

まき床を湿らすことによって、赤玉土の色が変わるので、小さな種を見つけやすく、どこにまいたかわかります。

 

また、風にも吹き飛ばされにくくなります。

 

ムラなくまいてくださいね。

 

 

 

種まき後の腰水管理

腰水で管理します。
腰水で管理

 

まき終わった鉢は、腰水管理をして、発芽を促します。

 

鉢には半透明のフタをして、湿度を保ちます。

 

腰水管理は、水がなくなれば足して、4ヵ月ほど行います。

 

 

種まきの完成です!

種まきの完成です!
めちゃまきました!

 

これで、種まきが完成しました!

温度と湿度を保ちます。

 

発芽が楽しみです~!!

 

 

楽しいリトープスの実生

リトープス・琥珀玉の花
リトープス・琥珀玉
リトープスの栽培風景
リトープスの栽培風景

 

 

これまで、3回にわたり、リトープスの種まき、植え替えなどを、お伝えしてきましたが、みなさんいかがでしたか?

リトープスは、脱皮したり、かわいい花が咲いたり、動きのある多肉植物です。

 

また、サイズは小さめなので、スペースも取らず、種類を集められることも、魅力のひとつではないでしょうか。

 

「種をまく」ということは、地道な作業の連続です。

それでも、自分で種をまいて、芽が出て成長し、花が咲くという過程を、間近で見ることができる喜びは、大きいものです!

 

そして、実生すると、たまに斑入りができたり、頭が3つに分かれたりなど、ちょっとおもしろいものが、できたりすることもあって、これぞ実生の醍醐味ですね!

 

ぜひ、みなさんもかわいいリトープス、栽培してください。

 

 

ディンテランタスなども同じ管理で

幻玉と帝玉
Dinteranthus wilmotianus  Pleiospilos nelii

 

ディンテランタス・幻玉や、プレイオスピロス・帝玉なども、同じ管理で栽培できます!

 

チャレンジしてみてくださいね。

綾耀玉
綾耀玉