ユーフォオルビア・オベサで、稜がきつく立ったものが出てくる時がある。

オベサ同士を、何世代も交配しているオリジナルの実生株でも、どこかの世代で出る。

昔に手に入れたオベサの親株に、メロフォルミスなどの遺伝子が混ざっていたのであろうと推測できる。

花茎が出ないものがあるからだ。

ただ、何世代もオベサ同士で交配しているから、肌の質感などの見た目は完全にオベサ。

オベサとメロフォルミスの一代交配種（F1）では、やはりオベサとメロフォルミスの中間の姿を持つものが多い。

自分のハウスで交配、実生しているので、勝手に交配してしまった「何となくオベサ」というような、出生がわからないものはない。

ここが、責任を持って販売できる、生産者の強みなのではと思う。

＃02

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